事業・活動

令和5年度事業報告

精神保健福祉に関する調査研究

「精神保健福祉に関する調査研究」事業は、主に厚生労働省からの助成金を受けて、精神保健福祉に関する調査研究を実施してきている。令和5年度については、厚生労働省の障害者総合福祉推進事業の公募課題に応募したが、不採択となった為、事業の実施が出来なかった。

精神障がい者スポーツの振興事業

1.事業の目的

精神障がい者にスポーツへの参加を促して意識の高揚を図り、社会参加を拡大し国民の精神障がい者への理解を深め、地域生活の充実を目指す。

2.事業内容

事業内容1

精神障がい者スポーツ推進委員会を開催し、企画・調整・評価を行い精神障がい者スポーツ大会開催事業報告書を作成した。報告書は連盟ホームページに掲載。

事業内容2

関東ブロック大会(精神障害者バレーボール大会)に関する検討会を開催した。

  • 1.令和6年度以降の関東ブロック大会(精神障害者バレーボール大会)開催について
    ・令和6年度開催予定 群馬県
    ・令和7年度開催予定 千葉県
  • 2.その他

事業内容3

公益財団法人日本パラスポーツ協会が開催する全国障害者スポーツ大会へ参画し、精神障がい者スポーツ(バレーボール)大会を開催した。

特別全国障害者スポーツ大会(燃ゆる感動かごしま大会)(バレーボール:精神障がい者)
開催地 鹿児島県
開催場所 平和公園串良平和アリーナ(鹿屋市)
開催日 令和5年10月28日(土)~10月30日(月)
競技内容 6人制バレーボール(ソフトバレーボール使用)
出場チーム 青森県、東京都、福井県、大阪府、山口県、福岡県、鹿児島県 7チーム(6ブロック代表及び開催地)
競技結果 優勝:福井県 準優勝:鹿児島県 3位:福岡県
派遣委員 田所淳子 精神障がい者スポーツ推進委員会委員
特別全国障害者スポーツ大会(燃ゆる感動かごしま大会)リハーサル大会(バレーボール:精神障がい者)
開催地 鹿児島県
開催場所 平和公園串良平和アリーナ(鹿屋市)
開催日 令和5年6月3日(土)~4日(日)
出場チーム 福岡県、佐賀県、大分県、宮崎県、福岡市、北九州市
競技結果 優勝:福岡県 第2位:福岡市 第3位:佐賀県
派遣委員 田所淳子 精神障がい者スポーツ推進委員会委員

ブロック地区予選会開催

北海道・東北ブロック
開催地 山形県
開催場所 上山市体育文化センター(上山市)
開催日 令和5年5月14日(日)
出場チーム 青森県、岩手県、秋田県、山形県、仙台市
競技結果 優勝青森県第2位秋田県第3位岩手県
派遣委員 高畑隆 精神障がい者スポーツ推進委員会事務局長
関東ブロック
開催地 東京都
開催場所 八王子市冨士森体育館(八王子市)
開催日 令和5年5月5日(金・祝)
出場チーム 栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、千葉市、横浜市、相模原市
競技結果 優勝東京都第2位横浜市第3位栃木県
派遣委員 瀬川聖美 精神障がい者スポーツ推進委員会委員
北信越・東海ブロック
開催地 新潟県
開催場所 聖篭町民総合体育館(新潟県北蒲原郡)
開催日 令和5年6月10日(土)~11日(日)
出場チーム 石川県、福井県、長野県、岐阜県、三重県、新潟市、静岡市、名古屋市
競技結果 優勝福井県第2位名古屋市第3位三重県
派遣委員 高畑隆 精神障がい者スポーツ推進委員会事務局長
近畿ブロック
開催地 兵庫県
開催場所 兵庫県立障害者スポーツ交流館(神戸市)
開催日 令和5年6月3日(土)
出場チーム 大阪府、兵庫県、京都市、神戸市
競技結果 優勝大阪府第2位京都市第3位兵庫県
派遣委員 瀬川聖美 精神障がい者スポーツ推進委員会委員
中国・四国ブロック
開催地 島根県
開催場所 安来市民体育館(安来市)
開催日 令和5年4月29日(土)~30日(日)
出場チーム 鳥取県、島根県、岡山県、山口県、徳島県、愛媛県、高知県、広島市
競技結果 優勝山口県第2位広島市3位島根県
派遣委員 田所淳子 精神障がい者スポーツ推進委員会委員
九州ブロック
開催地 鹿児島県
開催場所 平和公園串良平和アリーナ(鹿屋市)
開催日 令和5年6月3日(土)~4日(日)
出場チーム 福岡県、佐賀県、大分県、宮崎県、福岡市、北九州市
競技結果 優勝福岡県第2位福岡市第3位佐賀県
派遣委員 田所淳子 精神障がい者スポーツ推進委員会委員

事業内容4

公益財団法人日本パラスポーツ協会が開催する全国障害者スポーツ大会へ参画し、精神障がい者スポーツ(卓球)を推進する。

特別全国障害者スポーツ大会(燃ゆる感動かごしま大会)リハーサル大会(卓球:精神障がい者)
開催地 鹿児島県
開催場所 西原商会アリーナ(鹿児島アリーナ)(鹿児島市)
開催日 令和5年5月21日(日)
派遣委員 高畑 隆 精神障がい者スポーツ推進委員会事務局長
特別全国障害者スポーツ大会(燃ゆる感動かごしま大会)(卓球:精神障がい者)
開催地 鹿児島県
開催場所 西原商会アリーナ(鹿児島アリーナ)(鹿児島市)
開催日 令和5年10月28日(土)~10月29日(日)
参加予定 都道府県において選出された男女各1名
派遣委員 高畑 隆 精神障がい者スポーツ推進委員会事務局長

第70回精神保健福祉全国大会

1.大会趣旨

わたしたちは、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指して、医療、障がい福祉、介護、住まい、社会参加(就労等)、地域の助け合い、普及啓発(教育等)が包括的に確保された「精神障がいにも対応した地域包括ケアシステムの構築」を進めているところです。第70回という節目である大分県での本大会を通して、関係者ならびに地域の方々と精神保健福祉に関する理解を深め、正しい知識の普及と精神保健福祉の推進を図ってまいります。

2.テーマ

『 誰もが安心して暮らせる地域社会の創造 』

3.開催日時

令和5年10月27日(金)午前10時から午後4時

4.開催場所

J:COM ホルトホール大分 〒870-0839 大分県大分市金池南一丁目5番1号

5.主催・共催及び後援

  • 主催:厚生労働省、公益社団法人日本精神保健福祉連盟
  • 共催:大分県、大分市、大分県精神保健福祉協会、公益社団法人日本精神科病院協会大分県支部
  • 後援者:最高裁判所、障害者施策推進本部をはじめ中央省庁、精神保健福祉関係団体、報道機関など

6.大会プログラム

参集及びライブ映像をWEB配信とする「ハイブリッド方式」により実施した。

(1)記念式典 精神保健福祉事業功労者の表彰等
・厚生労働大臣表彰:個人57人 12団体
・(公社)日本精神保健福祉連盟会長表彰:個人32人 7団体
(2)アトラクション ・演目「荒神~四方八方~」手野神楽保存会with秀渓園神楽組
・演目「歓迎おもてなし演武」大友杏葉武将隊
(3)記念講演
■テーマ
「 生きることの意味を求めて 」
■講演者
張 賢徳(一般社団法人日本自殺予防学会理事長)
(5)シンポジウム
■テーマ
「 精神障がいを持って地域で働くということ 」
■座長
渕野 勝弘(大分県精神保健福祉協会 会長)
■シンポジスト
衛藤 龍(医療法人社団親和会 衛藤病院 理事長)
向笠浩貴(医療法人向心会 大貞病院 理事長)
太田貴裕(医療法人同仁会 大分下郡病院 地域医療連携課 課長)
奥武あかね(障がい者就業・生活支援センターたいよう センター長)

(参考)今後の精神保健福祉全国大会の開催予定

令和6年度 栃木県

精神保健福祉に関する広報事業

1. 「連盟だより」及び「広報誌」の発行、連盟HPを通じての広報

連盟だより 76号 令和5年7月発刊 700部
77号 令和5年10月発刊 1500部
78号 令和6年2月発刊 700部
広報誌 49号「 日本精神保健福祉連盟創立70周年を記念して 」 令和5年10月発刊 1200部
配布先
・厚生労働省、都道府県、政令指定都市の精神保健福祉担当課、精神保健福祉センター、及び精神保健福祉関係団体等
・「連盟だより」第77号及び「広報誌」49号は、令和5年度精神保健福祉事業功労者表彰受賞者及び第70回精神保健福祉全国大会当日来場者にも配布した。
・連盟のHPを通じての広報活動を行っている。

2. 公益社団法人日本精神保健福祉連盟 創立70周年記念事業

目的 我が国の精神保健福祉に関する広報事業
正会員の協働で70周年記念講演事業を推進し、広く我が国の精神保健福祉の向上と普及に寄与する。
事業内容 【 目的 】
正会員及び各正会員を構成する傘下団体の実践活動で、国民に広く周知したい実践的な活動及び事業を具体的に分かりやすく紹介することで、我が国の精神保健福祉の向上と普及啓発に寄与する。コロナ禍の為、事前収録の映像をインターネットで広く配信する。
【 方法 】
代表理事、厚生労働省からはメッセージを頂き、記念講演に関しては事前収録を行う。
5月上旬頃までに、実施可能な正会員(傘下会員含む)で実践活動紹介を国民に3分動画で作成し、その他の正会員は一言メッセージで参加して頂く。
正会員(傘下会員含む)の活動紹介を広報誌に掲載するとともに、実践的活動を動画(3分以内)で連盟ホームページに実践活動として広く紹介し、我が国の精神保健福祉実践を周知する。
当連盟の活動を広く周知するため、著名人による記念講演を行う。
【 代表理事、厚生労働省による挨拶、記念講演 】
代表理事、厚生労働省の挨拶をホームページに掲載。記念講演は、元プロマラソン選手の有森裕子氏、東京大学名誉教授の島薗進氏のWEB講演会による特別講演のオンデマンド配信を行った。
【 実践的活動を連盟ホームページに掲載 】
正会員の実践活動を動画で紹介
今年度は、5団体の紹介動画を連盟ホームページに掲載した。
【 正会員の実践活動を機関誌に掲載 】
正会員の活動をわかりやすく紹介し、連盟の機関誌2023年版(広報誌№49号)に70周年記念として合本掲載した。
事業成果 連盟正会員による実践活動の動画作成の実施及び広報誌の活用とホームページ(インターネット)の活用で、事業の効率的・効果的運営を行い、我が国の精神保健福祉団体との連携・協働を図るとともに、広く精神保健福祉の向上及び普及啓発を図った。
広い年代層に向けて連盟正会員との連携を密にした協働を通して、我が国の精神保健福祉の発展と啓発に寄与した。

世界精神保健連盟(WFMH)との提携

当連盟は、世界精神保健連盟日本支部の団体会員になっていますが、令和5年度においては、日本支部等における事業実施が行われなかったため、当連盟としては特段の事業は実施しなかった。

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